川のマメ知識 >> 川のはたらき > 魚道


   
 魚の通り道、魚道
   
   秋に河口(かこう)で生まれ、冬になると海で成長し、春になると川に上って、夏の間は川底で藻(も)を食べ、晩夏(ばんか)に河口で産卵するアユ。
 また、川で生まれ、海で大きく成長して4、5年後川にもどって産卵をするサケ。
 このように、川にいる魚でも、川を上ったり、下ったりしているものが多くいます。
 こうした魚たちにとって、堰(せき)やダムは、川を上ったり、下ったりするときに、障害物になってしまいます。
 そこで、このような構造物に特別な水路や装置を設けて、魚たちの通り道を確保するのが「魚道(ぎょどう)」です。
 堰などに見られる階段式の魚道がポピュラーですが、現在では、様々な形式のものが開発されています。魚にやさしい川づくりが求められている近年、魚道は生態(せいたい)環境の保全に大きな役割を果たします。

階段式魚道
全段面魚道